〈注意喚起〉
  次に掲げる場合に、PM2.5濃度が日平均70μg/m3を超える可能性が高いと判断し、注意喚起を行います。
  ア 午前5,6,7時の1時間値の平均値が85μg/m3以上となった場合
  イ 午前5時から12時までの1時間値の平均値が80μg/m3以上となった場合
  ウ 上記の他、急激な濃度上昇があり、気象状況等から判断して日平均が70μg/m3を超えると予想される場合

〈PM2.5とは〉
  PM2.5とは、大気中に浮遊する小さな粒子のうち、粒子の大きさが2.5μm(1μm=0.001mm)以下の非常に小さな粒子のことです。
  発生源としては、ボイラーや焼却炉などばい煙を発生する施設、鉱物堆積場など粉じん(細かいちり)を発生する施設、自動車、船舶、航空機などのほか、土壌、海洋、火山など自然起源のものや大陸からの汚染物質の流入による影響もあります。
  また、ガス状物質が、環境大気中での化学反応により生成されるものもあります。
  PM2.5は非常に小さい粒子(髪の毛の太さの30分の1程度)のため、肺の奥深くまで入りやすく、肺がん、呼吸系への影響に加え、循環器系への影響が懸念されています。